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柱や梁の塗装工事が完了したので、
外壁の工事を行いました。
今回、使用する外壁は ”ALC” と呼ばれる建材です。
まずは、ALCの金物を取り付ける為の下地を
躯体(くたい)に接合しましょう。
躯体とは、柱や梁、床(基礎)などの
構造上重要な部分の事です。
写真は基礎の立ち上がりの差し筋にフラットバーを
溶接したものになります。
ちなみに差し筋の間隔は600㎜以下になります。 |
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梁にもALCの金物を取り付ける為の下地を
接合しましょう。
写真の赤いモノが下地になります。
せっかく丁寧に塗装した梁ですが、
溶接により無残な姿になってしまいましたね・・・。 |
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下地の接合(溶接)が完了したら、
ALCパネルに穴をあけましょう。 |
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パネルの穴あけ作業が完了したら、
専用の金物をパネルに差し込みます。 |
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ALCパネルは足場に設置されたウインチを使用して
荷揚げ~取り付けを行います。
ちなみに、私がピチピチボーイだった20数年前は、
クレーン車や人力でALCパネルを上げていました。 |
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パネルの位置などを確認したら、
先程、パネルに取り付けた金物と
躯体に溶接された下地を接合(溶接)します。 |
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溶接作業が完了したらスラグを取り除き、
さび止め作業を行います。 |
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パネルの建込み時などにパネルについてしまったキズなどは、
建込み完了後に専用のALC補修材を使用して補正します。 |
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エキスパンション部分は大きめに隙間を作って
グラスウールを装填します。
エキスパンションとは地震の時など、
外力に応じて伸縮する部分の事を意味します。
尚、ALCパネルの固定は、1枚のパネルに付き
上下1箇所づつが基本になります。
上下1箇所づつなので・・・地震の時に動きますね。
これを”ロッキング”な~んて呼んでいます。
ナンデモカンデモ ヨコモジですね。 |
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ALC工事が完了しました。
次回はALCパネルの間のコーキング工事になります。 |