建物が完成するまで・・・2階の床合板工事|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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建物が完成するまで・・・2階の床合板工事2016.10.09

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 2階の床の下地、構造用合板 厚さ28mmを貼りました。
施工前の写真です。通常は天候が良ければ上棟工事の時、若しくは上棟後すぐに行う工事ですが、今回は天候が不順で雨が多い為、屋根の防水工事、外壁面の合板工事(シート養生)を先行して行ったので、このタイミングでの工事になりました。今回も屋根合板、壁合板、床合板ともに濡れずに済みました。
尚、木工事の着工時期が台風シーズンと重なる為、プレカットの打ち合わせの時に、外壁面の壁工事が先行できるように加工をしてもらっています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 2階の床梁です。梁は集成材(RW)の120mm×120mm~330mmです。
写真中央に見える細い木材は、中根太(なかねだ)と呼ばれています。
中根太には米松のKD材 45mm×60mmを使用しています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA まずは、梁にあるタッカーの刃などを取り除きます。
この時、ニッパーを使用すると便利です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 次に、ホウキなどで梁上を清掃します。
木くずなどが梁上にある状態で合板を貼ると不陸がでてしまいます。
ホコリやチリがあると接着不良をおこすので注意が必要です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 床用のボンドを少量、均一に塗布したら、釘打ち機を使用して、構造用合板を固定していきます。
気温が高い時はボンドも柔らかいので問題ありませんが、真冬など気温が低い時はヘラを使用してボンドを平滑にしてから、合板を敷きます。
固定に使用している釘は CN75です。CN釘とはツーバイフォー工法に使用されている釘で、通常の釘との相違点は釘の頭裏が平らで面で固定する様な形状になっています。釘の間隔は150mm以下です。
壁合板同様、釘のめり込みに注意して施工します。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 合板が完了したところから、養生作業を行っていきます。
専用のシートがあります。粘着力が強く、丁寧に貼れば剥がれにくい商品です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 剥がれやすい養生シートの角部分を補強したら、2階の床下地工事の完了です。