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1階の床断熱工事を行いました。まずは土間(耐圧盤)の清掃を行います。次に床の下地である大引きの高さを確認して鋼製束を基礎の耐圧盤に固定します。固定にはウレタン系のボンドを使用します。
(2階同様、1階にも中根太を施工します。) |
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これが床の断熱材です。材質はフェノールフォームです。厚さは45mmを使用しています。熱伝導率は0.020W/(m.K)(メーカーの資料によります。)と、とても優秀な断熱材です。
この断熱材を床下地の形状に合わせてカットしていきます。
カットには電動丸ノコを使用します。
尚、この断熱材は床充填用です。 |
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断熱材の断面です。 |
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断面を爪で少し押すと、爪の形が残ってしまい復元しません。
このフェノールフォーム断熱材には復元力がないので、1階の床などの外力(地震など)の影響を受けにくい場所に使用しています。 (1階の床は鉄筋コンクリート造の基礎の直上にある為、大きく変形しないと考えられます。) |
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床と断熱材の固定には専用のピンを使用します。
写真中央の金物がピンです。 |
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断熱材の施工状況です。
土間の清掃をこまめに行いながら敷き詰めていきます。この時、大引きなどの床下地と断熱材の間に隙間があっては気密性が落ちてしまいます。きつ過ぎても断熱材が潰れてしまい断熱性能が低下するので、注意しながら作業します。 |
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8畳間が完成しました。 |