|
屋根の平場の工事を行いました。まずは屋根材の一番上の部分にカエシを造ります。折り曲げ用の工具を使用して行います。
今回の屋根仕上げはガルバニウム鋼板の立平葺きです。ガルバニウム鋼板は錆びに強く塩害の多い海沿いの町でも20年以上の耐久性がある様です。構造的に防水能力も高い為、屋根の勾配も緩やかにする事が可能です。今回の屋根勾配は2.5寸勾配になります。(一部6.0寸勾配があります。)個人的に屋根勾配は緩い方が好みです。
この工法の弱点は”雨音”です。この欠点については他の工事で対応しています。 |
|
カエシを造ったら屋根材の位置を確認して配置します。
写真中央の屋根材のデッパリ部分を”ハゼ”と呼んでいます。
写真ではハゼが上下に重なっているでけです。 |
|
お行儀が悪いですが、ハゼ部分を踏みます。 |
|
すると、ハゼが重なりあい固定されます。 |
|
あとはハゼの反対側をビスで固定していきます。
ビスの固定はルーフィングの両端部と中央部に固定していきます。 |
|
上記の作業を繰り返しながら平場の工事は完了します。
屋根材が一枚物なので防水性能が良いのでしょう。 |