建物が完成するまで・・・屋根工事②|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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建物が完成するまで・・・屋根工事②2016.10.17

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 屋根の平場の工事を行いました。まずは屋根材の一番上の部分にカエシを造ります。折り曲げ用の工具を使用して行います。
今回の屋根仕上げはガルバニウム鋼板の立平葺きです。ガルバニウム鋼板は錆びに強く塩害の多い海沿いの町でも20年以上の耐久性がある様です。構造的に防水能力も高い為、屋根の勾配も緩やかにする事が可能です。今回の屋根勾配は2.5寸勾配になります。(一部6.0寸勾配があります。)個人的に屋根勾配は緩い方が好みです。
この工法の弱点は”雨音”です。この欠点については他の工事で対応しています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA カエシを造ったら屋根材の位置を確認して配置します。
写真中央の屋根材のデッパリ部分を”ハゼ”と呼んでいます。
写真ではハゼが上下に重なっているでけです。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA お行儀が悪いですが、ハゼ部分を踏みます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA すると、ハゼが重なりあい固定されます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA あとはハゼの反対側をビスで固定していきます。
ビスの固定はルーフィングの両端部と中央部に固定していきます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 上記の作業を繰り返しながら平場の工事は完了します。
屋根材が一枚物なので防水性能が良いのでしょう。