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屋根のルーフィング工事が終わって、
外壁面の合板工事も終わって、
サッシも付いて・・・
建物内に雨水が浸入する心配がなくなりました。
なので
1階の床の断熱~下地工事を行いました。
まずは、工事前の写真です。
基礎(コンクリート)の上にある木材が土台。
浮いて見える木材が、大引きです。 |
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開口の真ん中に、根太(ねだ)を入れます。
土台や大引きの中に入る根太なので
中根太(なかねだ)なんて呼んでいます。
ちなみに中根太は米松製材(KD)60×45です。 |
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中根太を釘で固定したら
床の断熱材を充填します。
この作業は住宅のクオリティに直結するので
スキマができないように・・・
断熱材を潰しすぎないように・・・
・・・注意しながら行います。
ちなみに床の断熱材の厚さは45㎜です。
基本的に断熱材は交換がきかないので
多少 費用が加算しても、良い製品を選びましょう。 |
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断熱材工事が終わり、ホッとしたのも束の間・・・
今度は床の下地工事を行います。
床の下地は構造用合板 厚さは24㎜です。
CN75と呼ばれる釘とウレタンボンドを併用して
固定します。
この時、ウレタンボンドをたくさん塗ってしまうと
ボンドの厚さが変わってしまい
床が平らにならなくなるので、少量だけ塗布します。
特に気温の低い冬場はボンドが固くなるので、
注意が必要です。 |
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壁の合板と同様、合板に釘のめり込みは厳禁です。
コンプレッサーのエア圧を緩めにして釘を打ち、
釘のアタマがでているモノはハンマーで叩いて
面一(ツライチ)にします。
ちなみに、この作業ですが、
コンプレッサーで釘を打ってから
ハンマーで釘を叩くので、大きな音が連続します。
・・・数年前に工事をした現場では
お隣さんから苦情がありました・・・。
その節はごめんなさいませ。 |
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床の下地工事が完了したら、
養生用の透明シートを貼って完了になります。
ちなみに、今回、貼った合板の上に
フローリングなどの床仕上げ材を貼ります。
・・・今回、行った
1階床の断熱工事・合板工事ですが
土台敷き工事の直後に行えば、
とってもラクチンなのですが、
雨が降ると合板は濡れて、断熱材も濡れて
サイアクな・・・サイテーな状態になるので、
このタイミングで行っています・・・。 |
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トコロ変わって2階バルコニーの下地工事の
始まりです。
まずは、床下地の上に墨を出します。
イワユル・・・墨出し工事です。 |
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次にバルコニーの床の下地になる
根太を固定します。
使用した根太材は、桧製材(KD) 厚さは30㎜です。
根太の間隔は303㎜です。 |
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根太工事が終わったら
根太の上に
構造用合板(ラーチ合板)厚さ12㎜を貼ります。 |
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最後にラーチ合板の上にラワン合板 厚さ12㎜を
貼ればバルコニーの木下地工事は完了です。
ちなみに合板の貼り方はチドリ貼りです。
チドリ貼りとは?・・・
・・・HPのどっかに記載してあります。
以前は、この合板の上に
ケイ酸カルシウム板 厚さ12㎜を貼っていましたが、
今回は貼りません。
理由はFRP防水工事にて・・・。 |