大工工事⑧・・・反省しております。|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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大工工事⑧・・・反省しております。2020.10.15

屋根のルーフィング工事が終わって、
外壁面の合板工事も終わって、
サッシも付いて・・・
建物内に雨水が浸入する心配がなくなりました。
なので
1階の床の断熱~下地工事を行いました。
まずは、工事前の写真です。
基礎(コンクリート)の上にある木材が土台。
浮いて見える木材が、大引きです。
開口の真ん中に、根太(ねだ)を入れます。
土台や大引きの中に入る根太なので
中根太(なかねだ)なんて呼んでいます。
ちなみに中根太は米松製材(KD)60×45です。
中根太を釘で固定したら
床の断熱材を充填します。
この作業は住宅のクオリティに直結するので
スキマができないように・・・
断熱材を潰しすぎないように・・・
・・・注意しながら行います。
ちなみに床の断熱材の厚さは45㎜です。
基本的に断熱材は交換がきかないので
多少 費用が加算しても、良い製品を選びましょう。
断熱材工事が終わり、ホッとしたのも束の間・・・
今度は床の下地工事を行います。
床の下地は構造用合板 厚さは24㎜です。
CN75と呼ばれる釘とウレタンボンドを併用して
固定します。
この時、ウレタンボンドをたくさん塗ってしまうと
ボンドの厚さが変わってしまい
床が平らにならなくなるので、少量だけ塗布します。
特に気温の低い冬場はボンドが固くなるので、
注意が必要です。
壁の合板と同様、合板に釘のめり込みは厳禁です。
コンプレッサーのエア圧を緩めにして釘を打ち、
釘のアタマがでているモノはハンマーで叩いて
面一(ツライチ)にします。
ちなみに、この作業ですが、
コンプレッサーで釘を打ってから
ハンマーで釘を叩くので、大きな音が連続します。
・・・数年前に工事をした現場では
お隣さんから苦情がありました・・・。
その節はごめんなさいませ。
床の下地工事が完了したら、
養生用の透明シートを貼って完了になります。
ちなみに、今回、貼った合板の上に
フローリングなどの床仕上げ材を貼ります。
・・・今回、行った
1階床の断熱工事・合板工事ですが
土台敷き工事の直後に行えば、
とってもラクチンなのですが、
雨が降ると合板は濡れて、断熱材も濡れて
サイアクな・・・サイテーな状態になるので、
このタイミングで行っています・・・。
トコロ変わって2階バルコニーの下地工事の
始まりです。
まずは、床下地の上に墨を出します。
イワユル・・・墨出し工事です。
次にバルコニーの床の下地になる
根太を固定します。
使用した根太材は、桧製材(KD) 厚さは30㎜です。
根太の間隔は303㎜です。
根太工事が終わったら
根太の上に
構造用合板(ラーチ合板)厚さ12㎜を貼ります。
最後にラーチ合板の上にラワン合板 厚さ12㎜を
貼ればバルコニーの木下地工事は完了です。
ちなみに合板の貼り方はチドリ貼りです。
チドリ貼りとは?・・・
・・・HPのどっかに記載してあります。
以前は、この合板の上に
ケイ酸カルシウム板 厚さ12㎜を貼っていましたが、
今回は貼りません。
理由はFRP防水工事にて・・・。