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軒裏工事を行いました。この写真は軒裏の木下地の状況です。外壁の胴縁が軒裏まで延びているのがわかります。(胴縁は工事途中の状態です。)
今回の建物の軒の出幅は750mmあります。
予算削減の為か?敷地が狭い為か?わかりませんが、軒の出が小さい建物を見かけますが、この部分はなるべく出ていた方が、雨などの侵入に対して有利です。南側に関しては、夏場の日射に対しても有利になります。 |
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軒裏の木下地の継ぎ手(ジョイント)部分には、補強する目的で木材が追加されます。 |
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ボールペンの先端が通気層になります。(胴縁は工事途中の状態です。) |
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木下地に繊維混入ケイ酸カルシウム板(ケイカル板) 厚さ5mmを貼りました。軒先の白い金物が換気口です。外壁の最下部より侵入した空気が壁内を通り、この通気金物から侵入した空気と合流して垂木と垂木の間の通気層を通り棟換気金物より排出されるイメージです。
この後、軒裏のケイカル板は塗装工事を経て、完了になります。
尚、防火地域、準防火地域ではケイカル板の厚さや換気金物が変わってきます。 |
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