建物が完成するまで・・・野縁工事。|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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建物が完成するまで・・・野縁工事。2016.11.24

 

 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 野縁(のぶち)工事を行いました。野縁とは天井の木下地のことです。
主に幅40mm×高さ30mm、若しくは幅60mm×高さ30mmと2サイズの赤松製材を使用して行います。
木下地のピッチ(間隔)は303mmです。
一般的な部分には、40mm×30mmの赤松製材を使用し、この後に行う石膏ボードのジョイント部分には、60mm×30mmの赤松製材を使用します。石膏ボードのジョイント部分のビスは2列になる為、ビスのかかり代を確保する為に幅の広い下地を使用します。
尚、野縁の中心部(四方を壁で囲まれた範囲の中心部)の下地は3mm~5mm程度、上方向へ吊り上げます。
 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 下地の直上の梁から、吊木(つりぎ)を用いて下地を吊ります。
写真の中央が吊木になります。
吊木のピッチ(間隔)はおよそ、910mm程度です。
吊木を支持する梁などが無い場合は、上の写真の様に間柱 120mm×30mmなどを縦方向に用いて支持します。
木材の固定には50mmの釘と57mm、及び75mmのビスを用いて行います。
 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 換気扇部分の下地です。換気扇や埋め込み型の照明器具、ダウンライトや天井の点検口など天井に埋め込まれるものがある場合は、あらかじめ天井の下地を施工しておきます。