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付框(つけかまち)の工事を行いました。
写真の右側が框(かまち)です。本框(ほんかまち)と呼ぶこともあります。
左側が付框です。西の方では”付け幅木”と呼ぶこともある様です。
本框と付框の違いは、本框は床面の延長線にある為、脚で踏む場所に設置します。
付框は床面の延長ではなく、壁面に設置します。
本框のサイズは幅が90mm程度、高さが150mm程度が多いです。
付框のサイズは幅が30mm程度、高さが150mm程度が多いです。
尚、予算の削減や見た目のシャープさなどの理由で、全て付框材を使用するケースもあるようです。 |
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玄関ドアと付框が接する位置の写真です。
付框の固定にはビスとボンドを併用します。
ビスが見えていますが、枠材や壁の下地材により隠れてしまいます。 |
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玄関ドアの枠材も固定しました。
枠材、付框材、共に白色の為、分かりにくいので、テープを貼ってみました。
付框の下側はいずれ、タイルなどを貼ります。
付框を玄関ドアまで延長し、その付框の上に枠材があります。
昔は枠材をタイル面まで延長していたようですが、その場合、枠材の端部とタイルが接する為、枠材の下側(小口)から水分を吸ってしまい、枠材が腐りやすかったようです。 |