防湿シート~型枠工事。|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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防湿シート~型枠工事。2017.07.23

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 砕石の転圧工事が完了したら、次は”防湿シート”の敷き込みと
”捨てコンクリート”の打設工事です。
写真の透明なシートが”防湿シート”です。
地盤面からの、湿気を遮る目的で敷いています。
防湿シートの廻りのコンクリートが”捨てコンクリート”です。
捨てコンクリートは、このあと行われる”墨出し工事”の為の
コンクリートになります。
構造体ではないので、厚さは60mmです。
他の現場に行っていたので施工途中の写真はありません。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 捨てコンクリートに、建物の位置(柱の中心など)を記していきます。
やり方(写真の板)には、柱の中心の位置などが記してあるので、
トランシットと呼ばれる機械を使用して、捨てコンクリートに
各々の柱の中心の位置に印をしていきます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 印がでたら、”墨つぼ”を使用して”墨出し”をしていきます。
写真の墨の交点が、柱の中心になります。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 柱の中心がでたら、基礎の側面の墨も出します。
こちらの建物の場合、柱の中心と基礎の中心は同一になります。
基礎(立ち上がり)の幅は150mmなので
150mm÷2=75mmとなります。
柱の中心から75mm離れたところに墨を出します。
次に”セパレーター”を基礎の側面の墨に合わせて配置します。
写真の金物がセパレーターです。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA セパレーターの固定には、ガスカートリッジ式のピン打ち機を
使用します。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA セパレーターの固定が完了したら、型枠の設置工事です。
黒い鉄板状のものが型枠です。”鋼製型枠”と言われています。
セパレーターの爪の間に型枠を差し込んでいきます。
これで、型枠の脚部は基礎の側面に配置されました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 型枠の上部は、”ヤラズ”と言われる金物を使用して固定します。
写真の銀色の物がヤラズです。
ターンバックル式なので、押したり、引いたりできます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 型枠の上部は、やり方に糸を張って、基礎の側面の位置にします。
型枠の上側の糸が見えるでしょうか?
 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 各型枠の固定状態と位置を確認したら、型枠工事は完了です。
職人さんが、軽々と持ってる型枠材ですが、かなり・・・重いです。
もし、私が3枚以上運んだら、幽体離脱することでしょう。