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基礎内部の型枠(かたわく)工事を、行いました。
まずは、先日、記した墨に従い、型枠材を設置していきます。
型枠の脚部には、セパレーターと呼ばれる金物が設置してあります。 |
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次に、基礎の天端(てんば)の位置に印をしていきます。
写真の白い線が、印です。
尚、建築現場では、一番上側の端部のことを、天端(てんば)
又は上端(うわば)。
一番下側の端部のことを、下端(したば)などと呼んでいます。 |
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印がでたら、HDボルトの設置工事です。
H(ホール)D(ダウン)ボルトとは、
基礎と柱の脚部を固定する為に必要なボルトのことです。
HDボルトの位置や本数は、許容応力度計算、もしくはN値計算に
よって決定しています。
今回、建築確認申請を提出した、つくば市役所では、N値計算書の
添付義務があった為、N値計算を根拠にしています。
N値計算については、疑問点も多くありますが、
暑苦しい話題になるので、やめておきましょう。 |
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HDボルトの写真です。
長さは900mm。
太さは16mmです。
脚部に”笠”が付いています。
基礎部分に使用したHDボルトは、22本です。
通りすがりの建築現場などで、HDボルトが6本位しか無い現場を
見かけますが、不足していないのでしょうか?
・・・私が、心配することでは、ありませんね。 |
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笠の写真です。
尚、HDボルトに付きましては、
以前、説明した記憶があるので省略します。 |
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最後に型枠の上側にセパレーターを設置して、
今日の工事は終了です。
次回は、基礎立ち上がり部分の、コンクリート打設工事です。
PS:セパレーターのピッチ(間隔)はおよそ450mmです。 |