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基礎内部の型枠工事~HDボルト設置。2017.08.07

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 基礎内部の型枠(かたわく)工事を、行いました。
まずは、先日、記した墨に従い、型枠材を設置していきます。
型枠の脚部には、セパレーターと呼ばれる金物が設置してあります。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 次に、基礎の天端(てんば)の位置に印をしていきます。
写真の白い線が、印です。
尚、建築現場では、一番上側の端部のことを、天端(てんば)
又は上端(うわば)。
一番下側の端部のことを、下端(したば)などと呼んでいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 印がでたら、HDボルトの設置工事です。
H(ホール)D(ダウン)ボルトとは、
基礎と柱の脚部を固定する為に必要なボルトのことです。
HDボルトの位置や本数は、許容応力度計算、もしくはN値計算に
よって決定しています。
今回、建築確認申請を提出した、つくば市役所では、N値計算書の
添付義務があった為、N値計算を根拠にしています。
N値計算については、疑問点も多くありますが、
暑苦しい話題になるので、やめておきましょう。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA HDボルトの写真です。
長さは900mm。
太さは16mmです。
脚部に”笠”が付いています。
基礎部分に使用したHDボルトは、22本です。
通りすがりの建築現場などで、HDボルトが6本位しか無い現場を
見かけますが、不足していないのでしょうか?
・・・私が、心配することでは、ありませんね。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 笠の写真です。
尚、HDボルトに付きましては、
以前、説明した記憶があるので省略します。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 最後に型枠の上側にセパレーターを設置して、
今日の工事は終了です。
次回は、基礎立ち上がり部分の、コンクリート打設工事です。
PS:セパレーターのピッチ(間隔)はおよそ450mmです。