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野地板(のじいた)工事が完了したので、
唐草(からくさ)と呼ばれる板金金物と、
屋根の防水材になる、ルーフィング工事を行いました。
まずは、雨養生用のブルーシートを剥がしていきます。 |
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写真の黒い板状の物が、唐草です。
素材は、ガルバリウム鋼板です。 |
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唐草を下側から見てみると、下方向(地面方向)に、
板金が垂れています。
雨水が、この”垂れ”を伝って落ちていきます。
このような ”垂れ” を、”オダレ” と呼んでいます。
この写真の破風(はふ)部分には、雨樋が付きます。
屋根に降った雨が、屋根面~唐草~オダレを伝って
雨樋の中に落ちます。
その時に、”ピチョン”とはねることもあるでしょう。
はねた雨水が屋根の下側に付着することもあるでしょう。
・・・なので、合板よりも、水に強い桧製材を使用して、
広小舞を設置している・・・と言うワケです。 |
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ルーフィングを貼る前に、棟換気口(むねかんきこう)を
開けておきます。
写真の開口部(穴)が、換気口です。
こちらの現場は暑いので、いつもより大きめに換気口を
開けておきました。 |
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唐草工事が完了したら、ルーフィングを貼って、
今日の工事は終了です。 |