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フロントフォークの分解~清掃が完了したので、
インナーチューブに ”クロスハッチ” を付けていきます。
クロスハッチとは、オイルが溜まるキズのコト・・・と解釈しています。
この解釈は正しいでしょうか?
バイク屋さんではないのでわかりません。
クロスハッチは、ガレージ オギさんで、旋盤を使用して
付けてもらいました。
作業を見ていると、使用しているサンドペーパーは、
#320の耐油ペーパーです。
思っていたより荒いペーパーを使用しますね。 |
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上が、クロスハッチを付ける前。
下が、クロスハッチを付けた後です。
気になっていた、黒光りも、おおよそ消えていますが、
良く見てみると、縦にうっすらとキズがあります。
10万キロ以上走行しているので、しょうがないでしょう。
整備記録に ”インナーチューブ ジカイ 再メッキ 要す。”
と記入しておきます。 |
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フロントフォーク内部にある、”シートパイプ”と呼んでいる部品です。
サービスマニュアルには”シリンダー”と記載してありました。
シートパイプには、φ8mm程度の穴が3箇所あいていますが、
2箇所の穴は溶接して、埋めてあります。
整備記録を見てみると、2005年にオギさんにて溶接しているようです。
すっかり忘れていました。溶接している部品を見て、
”やったよ、やった、懐かしいな~。”と
熱中時代のセリフを思い出してしまいました。
溶接した理由は、フロントフォークの ”戻り(リバウンド)” を、
ゆっくりにする為だった・・・記憶が・・・あります。 |
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クロスハッチも付いたので、組んでいきます。
今回、交換する部品は、ダストシール、オイルシール、
スライディングメタル(内側、外側)の合計4点です。
クリップは・・・発注するのを忘れました。 |
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交換する部品は、フォークオイルをうっすらと塗りながら、
組んでいきます。
オイルシールなどは、スライディングハンマーを使用して
組んでいけば、仮組は完了です。 |