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FRP防水工事を行いました。
まずは、先日工事をした、バルコニーの木下地の上に
繊維混入ケイ酸カルシウム板 厚さ12mmを
貼っていきます。
繊維混入ケイ酸カルシウム板は、
通称 ”ケイカル板(ばん)” と呼ばれています。
写真は、ケイカル板を貼っている途中のものです。 |
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ケイカル板を貼り終えたら、いよいよ防水工事の始まりです。
まずは、ケイカル板の角の部分(でっぱり部分)は
カッターや紙やすりを使用して、滑らかにしていきます。 |
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床と壁の部分には、プラ面木を固定して
滑らか(45度)にしていきます。 |
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プラ面木には、防水テープを貼ります。 |
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ドレン廻りや壁の構造用合板のジョイント部分にも
防水テープを貼ります。
模型作成時に悩んでいたドレンの排水方向ですが、
希望通り、”下方向”に排水しています。
外壁面にある穴は、オーバーフロー用の排水穴です。 |
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ケイカル板のジョイント部分には、パテを入れて
平滑にします。
この後はプライマーを塗布します。
プライマーとは、”のり”のことです。
ここまでが、防水工事の下準備です。 |
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FRP防水の1層目の工事です。
防水する場所に、2液性のポリエステル樹脂を塗ったら、
ガラス繊維を貼って、樹脂と繊維を一体にしていきます。 |
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ローラーを使用して繊維を押しながら
一体にしていきます。 |
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樹脂が固まってしまう前に、”コロ”と呼ばれる工具を
使用して繊維内の空気を抜いていきます。
昔は ”コロ” と言う名前の犬が多かった気がします。
どうでもいい情報ですが・・・。
この作業を繰り返しながら、防水範囲全体が完了したら
1層目の工事は終了です。 |
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1層目と、同様の作業をもう一度、行ったら
2層目の工事が完了になります。
2層行うことから、2P(ツープライ)と呼ばれています。
最後に保護材の塗布を行いますが、
保護材は引渡しの直前に行っています。 |