|
あげ裏の工事を行いました。
あげ裏とは、バルコニーの下側の事です。
写真は、あげ裏の木下地が完了した状態になります。 |
|
外壁の透湿防水シートと、あげ裏木下地の間には、
通気層を設けます。
写真中央の黒い木材の厚さは、15mmです。
この黒い木材の両サイドの15mmの隙間が通気層になります。
通気層・・・簡単に表現すると、空気を通す隙間です。 |
|
木下地が完了したら、通気金物を取り付けます。
バルコニー下側に通気金物を設置しないと・・・
バルコニー直下の外壁の通気層内の空気が溜まってしまいます。
白い金物が、通気金物です。
ちなみに写真の金物は、法第22条区域で使用することが
可能な金物になります。
法第22条区域よりも、規制がきつい準防火地域などで
使用する換気金物は、形状などが異なります。 |
|
木下地にケイカル板 厚さ 5mmを貼っていきます。
白い板状の物がケイカル板になります。
尚、準防火地域などの場合、ケイカル板の厚さが厚くなります。
玄関前(ポーチ)などで、ダウンライトを使用する場合は、
あげ裏の木下地を切断しなければ、ならない場合があります。
そんな時は、切断しても問題が無いように、木下地に補強を
いれたり、吊り木を増設して、補強しておきます。 |
|
あげ裏工事が完了しました。
写真の様に、ケイカル板とケイカル板の間に隙間を
設けて貼ることを ”目透かし貼り” と呼びます。
この後、ケイカル板に塗装を行い、あげ裏工事は完了になります。 |