あげ裏工事。|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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あげ裏工事。2017.10.04

DSCN0048 あげ裏の工事を行いました。
あげ裏とは、バルコニーの下側の事です。
写真は、あげ裏の木下地が完了した状態になります。
DSCN0052 外壁の透湿防水シートと、あげ裏木下地の間には、
通気層を設けます。
写真中央の黒い木材の厚さは、15mmです。
この黒い木材の両サイドの15mmの隙間が通気層になります。
通気層・・・簡単に表現すると、空気を通す隙間です。
DSCN0051 木下地が完了したら、通気金物を取り付けます。
バルコニー下側に通気金物を設置しないと・・・
バルコニー直下の外壁の通気層内の空気が溜まってしまいます。
白い金物が、通気金物です。
ちなみに写真の金物は、法第22条区域で使用することが
可能な金物になります。
法第22条区域よりも、規制がきつい準防火地域などで
使用する換気金物は、形状などが異なります。
DSCN0059 木下地にケイカル板 厚さ 5mmを貼っていきます。
白い板状の物がケイカル板になります。
尚、準防火地域などの場合、ケイカル板の厚さが厚くなります。
玄関前(ポーチ)などで、ダウンライトを使用する場合は、
あげ裏の木下地を切断しなければ、ならない場合があります。
そんな時は、切断しても問題が無いように、木下地に補強を
いれたり、吊り木を増設して、補強しておきます。
DSCN0065 あげ裏工事が完了しました。
写真の様に、ケイカル板とケイカル板の間に隙間を
設けて貼ることを ”目透かし貼り” と呼びます。
この後、ケイカル板に塗装を行い、あげ裏工事は完了になります。