|
窓枠工事が完了したので、
外壁面の石膏ボード工事を行いました。
黄色い板状のものが、石膏ボードです。
”タイガーボード”の名称で、TV CMをしている、あの商品です。
厚さは 12.5mmになります。
使用しているビスは、石膏ボードビスの32mmです。
窓の部分は、石膏ボードを窓の形にくりぬいて、貼ります。
とっても手間はかかりますが、地震などの外力を受けた時に
壁(クロス)にクラックが、入いりにくくなるので、こうしています。
ちなみに石膏ボードを貼る範囲は荒床面から梁までの範囲です。 |
|
建設地の近くに高速自動車道がある為、
居室の石膏ボードは、遮音性能を期待して、二重貼りにしました。
2枚とも、厚さは12.5mmです。
一枚目の石膏ボードのジョイント部分と、
2枚目の石膏ボードのジョイント部分は、ずらして貼ります。
尚、ビスのピッチ(間隔)はボードの外周部は100mm。
中央部は200mmにて貼っていますが、
石膏ボードを耐力壁として、設計していないので、
ピッチは150mm程度で良いかな?と思っています。
尚、2枚目のボードの固定には、41mmのビスを使用しています。 |
|
階段室の壁の石膏ボードのジョイント部分(横方向)には、
ジョイント用の専用金物を下貼りします。
階段室には、階段があります。・・・当たり前ですね。
階段があるので、床はありません。・・・当たり前ですね。
床が無いので、水平耐力が乏しくなります。
水平耐力が乏しいと・・・動きやすくなります。
動きやすくなると、石膏ボードのジョイント部分が
一番最初に動くことでしょう。(予想?勝手な妄想?)
・・・なので金物で補強しときましょう・・・とのことです。 |
|
一般的な建物の平面形状は、直角の壁により構成されています。
しかし、こちらの建物には、直角ではない、外壁があります。
直角ではないので、柱を隣り合わせて、建てています。
そうすると、右の柱と、左の柱の間に隙間が出来てしまいます。
隙間が出来てしまうと、断熱性能が低下してしまったり、
対流がおこって、壁体内結露を起こしたりしてしまいます。
なので、隙間には、断熱フォームを充填し、
ブチルテープを貼って気密性を確保しておきます。 |
|
石膏ボードを貼る時も、ジョイント用の金物を下貼りしておきます。
直角ではない、壁のジョイント部分って、割れやすいんですよね。
尚、外壁の構造用合板のジョイント部分にも気密性確保の為、
ブチルテープを貼っています。
人は私を、”隙間ハンター 涼” と呼んでいるかも知れません?
ちなみに、ボードを固定しているビスですが、締め込み過ぎると
石膏ボードの厚紙を貫通してしまうので、締め込み過ぎには
注意しましょう。
石膏ボードは成型した石膏に厚紙を巻いて成型しています。
厚紙を貫通してしまうと・・・ビスが効きませんので・・・。 |