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サイディングが貼り終わったので、コーキング工事を
行いました。
コーキングを打つ箇所は、サイディングとサイディングの間
(横方向のジョイント部分)やサッシ廻り、
サイディングと軒裏のケイカル板の接合部などです。
ちなみにコーキングを挿入する作業は、”コーキングを打つ”
と表現されています。
まずは、コーキングを打つ位置の周囲に養生テープを貼ります。
青いテープが養生テープです。 |
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次にコーキングを打つ場所に、プライマーを塗布します。
写真は、材料となるプライマーです。
こんなにたくさん、いらない気がしますが・・・。 |
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プライマーは”ハケ”を使用して塗っていきます。
プライマーは、コーキングの接着力を強くする
”のり” のような物です。 |
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プライマーが塗り終わったら、コーキングを打っていきます。
写真は材料となるコーキングです。
サイディングの色と同じ色のコーキングを使用します。
変成シリコンと呼ばれるコーキング材です。
コーキング全般に言えることですが、紫外線に弱い気がします。
7年~10年程度で、劣化する場合が多く見られます。
劣化すると、コーキングの打ちかえ工事をしなければなりません。
コーキングの打ちかえ工事を行うには、足場を架けなければ
なりません。費用もかさむ事でしょう。
建てた後のメンテナンス費用もかかるので、
無理な住宅ローンは控えましょう。 |
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”コーキングガン”と呼ばれる専用の器具を使用して
作業は行われます。
”コーキングガン”・・・”ガン(鉄砲?)・・
なので”打つ”?”撃つ”?と表現されるのでしょうか?
・・・不明です。 |
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ヘラを使用して、密着させながら、平らにしていきます。
最後に、養生テープを剥がして、サイディング工事は完了です。
尚、プライマーを塗布してから、コーキングを打つまでの時間には
制限がありますので、注意しましょう。 |
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台風21号など、雨の日が多く、工程がずれこみましたが、
サイディング工事は完了しました。
今回の建物の外壁は ”黒色+木目調(パイン)”でした。
PS:こちらの現場で、お世話になった職人さんの総数が
200人を突破しました。
尚、この数値には設計者・監理者は含まれていません。 |