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既設の浴室の解体工事を、行いました。
写真は、解体前の天井と壁になります。
天井・壁、共にタイル仕上げです。 |
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既設の浴槽はステンレス製。
床はタイル仕上げです。
尚、こちらの浴室は、ユニットバスではなく、
造り付けの浴室になります。
天井などに、点検口(天井裏が見える開口)が、無いので、
解体してみなければ、下地の状況がわかりません。 |
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解体工事は、大工さんが行います。
まずは天井部分の解体からスタートしました。
解体してみると、天井部分はラスカットボード表面に
タイルを圧着して貼る”圧着貼り”と呼ばれる施工が
施されていました。
サンダーと呼ばれる道具を使用して、タイルを切断し、
バール2本を駆使して解体していきます。 |
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ハツリ機と呼ばれる機械を使用して、壁部分のタイルを
剥がしていきます。
腰壁部分(床面から、上方1.0M程度)は、
軽量コンクリートブロック下地の表面に、”ダンゴ貼り”と
呼ばれる施工方法でタイルが貼ってある状態でした。
腰壁から上の部分は、天井と同様、木下地にラスカットボード、
タイルは圧着貼りの状態でした。 |
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床面もハツリ機を使用して解体していきます。
表面のタイル、タイルの下地のコンクリートを解体し、
新設するユニットバスの床下配管スペースを確保する為、
残土を掘削して搬出していきます。 |
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写真は、既設浴室の出入口直下の土台です。
腐食・劣化しています。
柱脚も劣化しているので、土台、柱共に交換しましょう。
解体工事が完了し、浴室から大工さんが脱出してきました。
すると・・・黒かった髪が、真っ白ではありませんか・・・。
思わず、第15ラウンド終了後の、ホセ・メンドーサさんを、
思い出してしまいました。
連日の猛暑の中での解体作業・・・お疲れ様です。 |