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出窓の ”プチ” 増築工事を、行いました。
写真の1階部分、右側の出窓を解体して、
新しい出窓を、造っていきます。
現在の出窓には、床面がありませんが、今回造る出窓には、
床面があります。
少しだけ床面が追加されるので、
少しだけ床面積、建築面積が加算になります。
”少しだけ” なので、”プチ” 増築工事です。 |
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まずは、既設出窓の屋根部分(霧除け)上の配管を
外してみると、サイディングが劣化して剥がれてきました。
おそらくサイディングの切断面や配管を固定しているビス廻り
から雨水が浸透して腐食したのでしょう。 |
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せっかく出窓を新設するので、劣化したサイディングは
解体しましょう。
既設の防水シート(ポリシート)は、御健在のようなので
再利用しましょう。
尚、こちらの配管は、2階の居室のエアコン配線のようです。
後日、電気工事業者さんが、来られるので屋内配線に、
変更してもらいましょう。 |
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既設出窓の下部分を解体しました。
こちらの建物は外周部の柱の外面に防水シート(ポリシート)を
貼り、その上に胴縁を打って、サイディング貼り仕上げの
構造でした。 |
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出窓の解体工事が完了しました。
猛暑の中での作業。
大工さん・・・お疲れ様です。 |
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解体工事も完了したので、出窓の造作工事に掛かります。
まずは、柱の新設です。
新設した柱の柱頭(ちゅうとう)、柱脚(ちゅうきゃく)部分には、
金物を設置しておきましょう。
その後、防蟻材を塗布します。
現場では、防蟻材(ぼうぎざい)の事を、”アリンボ”と呼んでいます。
そう言えば、蟻の事を ”アリンボ”と呼ばなくなりましたね。 |
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出窓の壁の木下地には、赤松製材60×30を使用して、
ハシゴを組みました。
本当は、120×30の使用を検討したのですが、
給湯器の配置を考慮して、60×30を選択しました。 |
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ハシゴの内側(室内側)には、ラワン合板 厚さ12mmを1枚貼り、
ハシゴ内部には、押出法ポリスチレンフォーム断熱材 厚さ50mm
を充填し、外側は構造用合板 厚さ12mmを1枚貼りました。
使用している釘は、CN50。釘の間隔は150mm以下です。 |
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新設のサッシを取り付けて、出窓廻りの造作工事は、
完了になります。
尚、今回の現場は、防火地域、準防火地域ではなく、
増築面積も10㎡以下なので、建築確認申請は不要です。 |
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外壁下地の構造用合板の上に、透湿防水シートを貼り、
その上に、サイディングを貼ります。
サイディングの目地部分には、変成シリコンのコーキングを
打って、出窓の工事は完了になります。 |