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畳下地の改修工事。2018.08.16

和室の床が、フワフワするので、床の改修工事を行いました。
写真は、畳を剥がした状態のものです。
畳の下地には、ラワン合板の12mmが、1枚貼ってありました。
このラワン合板を解体していきます。
解体すると、合板の下側にあった、木下地が見えてきました。
木下地には、ツガ製材の45mm×45mmが使用されていました。
木下地の間隔は、455mmです。
この木下地を、”根太(ねだ)”と呼びます。
間違っても”コンタ”と呼んではいけません。
コンタ・・・バービーボーイズを思い出しますね?
この根太も解体しましょう。
根太の下側には、大引きがあります。
大引きは、御健在の御様子なので、再使用しましょう。
大引きを、支えていた木製の束(つか)が浮いていたので、
木製の束を解体して、鋼製束(こうせいずか)に交換しました。
既設の束が浮いていた理由は、おそらく、地盤面(表層)が
沈んだ事によるものでしょう。
写真の金物が鋼製束です。
鋼製束の下側にあるコンクリートパネルも交換しましょう。
既設のコンクリートパネルのサイズは145mm角でした。
交換したパネルのサイズは300mm×60mmとしました。
接地面積が約2倍になりました。
大引き、束工事が完了したら、
新しく根太を固定します。
新しい根太には、ツガ製材の45mm×45mm。
根太の間隔は、303mm以下としました。
それが、この写真です。
この後の写真ですが、撮り忘れました・・・大工さんが・・・。
猛暑だったので、しょうがないでしょう・・・。
ちなみに、畳の直下の板材には、畳業者さんのお勧め木材である
杉製材の180mm×12mmを使用しました。