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配筋工事完了後の写真です。
写真中央の斜めになっているところが外周部の地中梁です。
主に1階の外壁がある箇所の下に配置します。 |
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写真中央の凹んでいるところが内部の地中梁です。
主に建物の内部に重要な壁がある箇所の下のに配置します。
外周部と内部の地中梁で囲われた範囲(広さ)は大きくても8畳以下程度になります。
今回は建物中央部の内部地中梁の厚さ(深さ)を厚くして耐力を確保しています。
内部の地中梁が無い場合は耐圧盤の厚さが厚くなり基礎の自重が重くなります。 |
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耐圧盤の配筋状況です。
今回はD13@200シングル配筋。
シングル配筋とは写真の様に1層のことです。
ダブル配筋とは2層のことです。
コンクリートの厚さは180mmです。
鉄筋の太さや間隔(@)、コンクリートの厚さなどは全て構造計算により算定します。 |
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耐圧盤の鉄筋です。
中央にあるコンクリート製の物は”サイコロ”と呼ばれています。
このサイコロは高さ60mm、幅70mm、奥行50mmあります。
この写真の様に使用し、地盤面(ポリシート面)と鉄筋の間を50mm~70mmあけることが出来ます。
この隙間を”カブリ厚さ”といいます。地盤面に接する鉄筋のカブリ厚さは60mm以上必要です。 |
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一般的な木造住宅の鉄筋どうしの固定には2種類あります。
一つは”ユニット鉄筋”と言い、工場で加工され現場にて組み上げる工法。この場合、ユニット鉄筋の固定は工場にて点付け溶接されます。
もう一つは鉄筋どうしを結束線で固定する方法。
写真の左側の針金のような物が結束線。右側の道具を使用し固定していきます。 |
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コンクリートの打設前にポリシートの補修や結束線などのゴミを拾います。
ダイソーにて購入した磁石のついた棒です。
5年位使用しています。100円で大活躍です。 |
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配筋工事完了後の全景写真です。 |
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配筋検査の写真です。
JIOの検査員が検査中です。
この後、問題なく検査が完了しました。 |