建物が完成するまで・・・構造用の金物（筋交金物） | 新築住宅の設計事務所なら千葉県野田市「涼建築事務所」

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建物が完成するまで・・・構造用の金物（筋交金物）

建物が完成するまで・・・構造用の金物（筋交金物）2016.10.04

	構造用の金物工事をしました。この写真は筋交（すじかい）金物と呼ばれています。筋交とは柱と梁などに囲まれて斜めになって、がんばっている木材や鉄筋のことです。地震や強い風などに対応する、とても重要な構造体です。筋交の大きさ（厚さなど）により筋交金物の種類は変わります。今回の現場では、90ｍｍ×45ｍｍの米松製材を使用するので、この写真の金物を使用します。筋交の強度が耐力壁の長さの2.0倍見込める為”2.0倍金物”と呼ばれています。耐力壁（たいりょくへき）とは、筋交や構造用合板など柱や梁などに接合され地震や風などに対応する壁のことです。
	１階柱脚部の筋交金物の写真です。接合箇所は、柱と筋交になります。地震などで建物がゆがみ、筋交が引っぱられると柱脚（柱頭）も引っぱられます。なので、前回、御紹介したホールダウン金物などが必要になってくるのです。写真の柱の裏側にはホールダウン金物があります。尚、接合には、専用のビスを使用します。
	ホールダウン金物と筋交金物が干渉する場合があります。そんな時に使用する金物も存在します。この金物は柱と土台と筋交に接合しています。
	台風18号対策で足場の養生シートをはがしたので、ついでに筋交の写真を撮影しました。写真中央の菱形になっているのが、筋交です。設計をする時は筋交などの耐力壁を上下階同じ壁の位置に配置できる様に配慮しています。その様な配置をすると必然的に窓の位置も同じになってくる事が多く、意匠的にも構造的にもバランスの取れた建物になってきます。

	構造用の金物工事をしました。この写真は筋交（すじかい）金物と呼ばれています。筋交とは柱と梁などに囲まれて斜めになって、がんばっている木材や鉄筋のことです。地震や強い風などに対応する、とても重要な構造体です。筋交の大きさ（厚さなど）により筋交金物の種類は変わります。今回の現場では、90ｍｍ×45ｍｍの米松製材を使用するので、この写真の金物を使用します。筋交の強度が耐力壁の長さの2.0倍見込める為”2.0倍金物”と呼ばれています。耐力壁（たいりょくへき）とは、筋交や構造用合板など柱や梁などに接合され地震や風などに対応する壁のことです。
	１階柱脚部の筋交金物の写真です。接合箇所は、柱と筋交になります。地震などで建物がゆがみ、筋交が引っぱられると柱脚（柱頭）も引っぱられます。なので、前回、御紹介したホールダウン金物などが必要になってくるのです。写真の柱の裏側にはホールダウン金物があります。尚、接合には、専用のビスを使用します。
	ホールダウン金物と筋交金物が干渉する場合があります。そんな時に使用する金物も存在します。この金物は柱と土台と筋交に接合しています。
	台風18号対策で足場の養生シートをはがしたので、ついでに筋交の写真を撮影しました。写真中央の菱形になっているのが、筋交です。設計をする時は筋交などの耐力壁を上下階同じ壁の位置に配置できる様に配慮しています。その様な配置をすると必然的に窓の位置も同じになってくる事が多く、意匠的にも構造的にもバランスの取れた建物になってきます。