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コンクリートの一軸圧縮試験を行いました。
一軸圧縮試験とは、コンクリートをプレス機で潰して、
コンクリートの圧縮強度を確認する試験のことです。
写真の左側の機械で潰します。
今回、潰すコンクリートは、一週間前に打設をした
フーチングに使用したコンクリートです。
打設時に、潰し用のコンクリート(試験体)を
採取しておきました。
”試験体”・・・”テストピース” なんて呼ばれています。 |
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試験体は3体です。
こんな感じで、潰していきます。
ちなみに、”潰す” と言っても、
”こっぱみじん” にする訳ではありません。
ここで素朴なギモンが・・・なんで圧縮強度なの?
・・・コンクリートに求められる強度は圧縮強度なんだそうです。
・・・目を閉じてイメージしてみて下さい。
・・・閉じなくても結構です。
・・・例えば、割箸サイズのコンクリートの棒あったとします。
そのコンクリートの両端を持って、力を入れると(曲げると)
”ポキッ” と折れますね? |
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しかし、割箸サイズのコンクリートを手(指)でつぶそうとしても、
潰れませんね。
コンクリートは、圧縮に強く、曲げに弱い・・・そうです。
曲げに弱いので、コンクリート内部に鉄筋を入れて、
曲げに抵抗している・・・そうです。・・・・。
3体の試験が終了したら、平均値を確認して試験は完了です。
一般的に、コンクリートの強度ですが、打設後、(製造後)
1週間で設計強度の80%程度の強度がある・・・そうです。
今回の試験では、80%を超えていました。
このデータを基に、次の工程に移行します。 |