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コンクリート打設しました。②2019.09.24

コンクリートの打設をしました。
今回、打設する箇所は ”地中梁(ちちゅうばり)” です。
打設の前には、地中梁を貫通する排水管や上水管の
スリーブを設置して、スリーブ廻りには補強筋を設置し、
墨出し作業を経て、型枠工事も完了しました。
打設には、コンクリートを圧送するポンプ車を使用します。
ちなみに、使用したコンクリートは、
Fc=24、スランプ=18です。
柱廻りは鉄筋などが集中しているので、
コンクリートバイブレーターを適度に使用して
鉄筋廻りに空隙が出来ないように注意します。
コンクリートバイブレーター・・・かけ過ぎは禁物ですよ。
打設するコンクリートの高さの確認をしたら、
金コテを使用して、平らにしましょう。
コンクリートが固まってしまう前に、
鉄骨柱の直下部分に写真の金物を設置します。
写真中央に鎮座する、先程の金物ですが、
ネジ式になっているので、
鉄骨柱の高さの調整を行う事が可能です。
この発想・・・ナイスですね。
細い柱用のアンカーボルトも設置しました。
コンパネを使用してアンカーボルトの位置を出し、
洗濯バサミを使用してアンカーボルトの高さを固定しました。
この後に行われる鉄骨工事用のフックも設置しました。
この様に、コンクリートを打設して、コンクリートが固まる前に、
鉄筋などを差し込む事を ”差し筋(さしきん)”と呼んでいます。
”鉄筋を差すから” ”差し筋”・・・分かり易いですね。
地中梁コンクリート打設工事・・・完了しました。
コンクリートが固まるまで そっとしておきましょう・・・。